ポジティブ心理学

変わるの怖い〜 【ポジティブ心理学】

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人は、変われないのではなく、変わるのが不安だということ。変わるのが不安というのは、「何かを捨てられない」か「何かに固執している」のどちらです。でも、これらを捨てるという決断をすると、意外にも、「なんで捨てられなかったんだ?」とか「何に固執していたんだ?」って思えるということです。「勇気を持った第一歩」ってとっても重要だよ!


 

ポジティブな出来事、ネガティブな出来事、人生には実に色々なことが起こりますが、人は

「変わりたい!」

「変わりたくない!」

のどちらかを望んでいるのだろうと思います。

 

まあ、社会環境、自分の周りの環境など、環境が変化したりしなかったりなので、この2つ選択しかないとも言えます。

 

そんなに自分は変わるとか変わらないとか積極的に思うことは無く、そっと静かに過ごしたいということもありますが、それも根源的には「変わりたくない!」のだと思います。

 

脳的に言えば、

一番外側の大脳皮質は知的活動・運動・感覚を司っていて、

その下にある大脳辺縁系は本能・情動・記憶を司っています。

もっと奥の小脳や脳幹は生命維持中枢や運動調節を司っています。

人間の本能は奥の小脳や脳幹が大きく影響しているので、

外部環境が変わっても(暴飲暴食、温度の低下・上昇など)、体温 ・ 血糖値 ・ 血圧などの状態を維持しようとする。

それが本能。

つまり、本能的には「変わりたくない!」というわけです。

 

でも、知的活動・運動・感覚を司っている大脳皮質は環境適応能力を支援しています。

脳の大きさの違いがあれども環境適応能力が高い方が種の保存に貢献できることにもなります。

意固地に変わらないと死ぬかもしれないし・・・。

 

現社会での多くの場合、人間は環境適応能力が高い方が良しとされている。

 

例えば面接で、

「僕はどんなことがあっても頑固一徹で順応しません!」

という人と、

「僕は様々な環境変化に柔軟に対応して新しい方法を模索します!!」

という人がいたら、

多分、後者の人を採用すると思います。

 

※何十年も続いている秘伝のタレを守るだけの職種なら前者もアリかもしれませんが、気温や湿度に対応しないと良くない気もしますよね。笑

 

要するに、本能は「変わりたくない!」かもしれないけど、

実際には「変わりたい!」を選択しないと生きていけないのかもしれません。

 

いくら知的活動、運動、感覚を司る大脳皮質が理性という顕在意識で「変化」を選択しても、大脳辺縁系は情動を司っているので潜在意識にある感情は「維持」を選択します。

 

「維持」を選択する理由は、変わったあとの未来や将来が不明だからです。

不明であれば怖いし、保証されていないのに変わるバカいるか?って思ってしまうのです。

 

つまり、人は、変われないのではなく、変わるのが不安だということです。

ちなみに、ガンガン変わるのも正常ではないかもです。

大脳辺縁系や自律神経、潜在意識が正常ではないかも?だからです。

 

変わるのが不安というのは、

「何かを捨てられない」

「何かに固執している」

のどちらかの可能性があります。

 

地位、名声、お金、住居、資格、洋服、車、スペースなどなど固執しているものや捨てられないものは、いーっぱいあるやもしれません。

 

でも、これらを捨てるという決断をすると、

意外にも

「なんで捨てられなかったんだ?」

「何に固執していたんだ?」

って思えるということです。

 

将来、未来、知らない世界、見えない世界、理解できない世界、価値観が違う世界は確かに不安だし怖いと思いますが、「勇気を持った第一歩」を決意することです。

 

MITのオットー・シャーマー教授は、「手放すに共通するのは、未来に起こり得ることに対して、気がかりや恐れがありうまくかどうかの確信が無くても一歩前に出ることを決意していること」だと言っています。

 

とにかく、第一歩です。

 

今、ブレードランナー2049に出演しているハリソン・フォードが主演していたインディー・ジョーンズの一場面で、目の前は底知れぬ谷で一歩踏み出せば谷底に落ちるという状況だけど、それを乗り越えれば聖杯を得られる!って時にインディー・ジョーンズはためらうものの勇気を絞って一歩を踏み出すと、見えない橋が現れて一歩踏み出せた!というシーンをご覧になった方は、そんなイメージです。

映画を観てないとなんのこっちゃですね・・・笑

 

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