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戦略が組織に従うのか、組織が戦略に従うのか

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今回は、
組織は戦略に従うのか?
それとも
戦略は組織に従うのか?
について考えてみたいと思います。

「組織は戦略に従う」と提唱したのは、アルフレッド・チャンドラーです。

経営戦略に従って、組織構造が変革されるのは当たり前だということです。

戦略とは、資源配分の技術であり、計画から実行までのプロセスでもあります。

つまり、経営戦略とは、経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)の配分であり、配分した経営資源を最適に活用して目的・目標を達成するような組織を作るのは当たり前だろうという意見です。

ピーター・ドラッカーも「組織構造は組織が目的を達成するための手段」だとし、組織構造に取り組むには目的と戦略から入らなければならないとしています。

競争戦略のマイケル・ポーターも「組織は戦略に従う、戦略は市場に従う」という発想です。

一方・・・、
「戦略は組織に従う」と提唱したのは、成長マトリックスで有名なイゴール・アンゾフです。

アンゾフは、自らの力量(経営資源)を無視した経営戦略は、机上の空論となってしまうケースが多いのではないか?と言ってます。

自らの力量(経営資源)を無視した経営戦略を立案すること自体が間違っているので、机上の空論となる経営戦略は戦略ではないとの意見がありますが、そうではなく、机上の空論ではなく、自らの力量を勘案した経営戦略であっても、社員のモチベーションや主体性を引き出すことができなければ、その戦略は実行されないという意味です。

アンゾフに同調したのが、コアコンピタンス経営を提唱したゲイリー・ハメルと
プラハラードです。

企業にはコアコンピタンスという資源があり、この資源を最大化する戦略が良い戦略だという考え方です。

また、ジム・コリンズが書いたビジョナリーカンパニー2でも同様な提唱がされています。

良いリーダーと規律ある人材(価値観やコンピテンシー)がいれば、自ずと良い戦略が導かれるという意味合いです。

さて、経営学者達でも意見が分かれますが、どう思われますか?

なかなか難しい問いですよね・・・。

ちなみに、サンクイット社は、
戦略は組織に従う」派ですかね〜。

なぜそう思うかといえば、変化の激しい時代において、経営戦略は流動的にならざるをえず、3カ年計画を立案する意義がどこまであるのか?

立案するのは良いとしても、計画に従って環境変化に従わないのは大きなリスクです。

環境変化に柔軟に迅速に追従するのは、一部のメンバーによって立案された経営戦略ではなく、優れた人材や組織の主体性に任せる方が良いと思うからです。

揺らいではいけないのは、価値観や世界観や全体の方向性であり、細かい修正や寄り道は許容する方がより良い方向に導けると思うからです。

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